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◆ATOMIC SWING JAPAN TOUR 1995◆

初来日から10ヶ月後、セカンドアルバム“Bossanova Swap Meet”を引っさげて彼らはまた日本にやってきた。2回目にして、北は北海道から南は福岡まで、中野サンプラザでのホール公演というオマケつきの大きなツアーとなった。「恐いもの見たさ」の客は減り、初来日で病み付きになった人ばかりが集まったように思う。「あのグルーブよ再び」という気持ちで臨んでいたと言うところか・・・。2度目という事もありメンバーも日本に慣れたのか、リラックスしているようだった。

今回の目玉はホーンセクション。「コブラズ」(笑)というトランペットとサックスの2人組を連れてきた。(日本公演だけ、という噂もあるが・・・?)これがセカンドアルバム同様、音に大きく広がりを持たせて素晴らしかった。名曲“In The Dust”のイントロも、やはり本物のホーンだと効く、効く!彼らがいたから中野サンプラザの広さもカバーできた、というところもあるだろう。幻の名曲“Feedin' Frenzy”(“Stone Me〜”のカップリング。MIDIコーナー参照)も、彼らのおかげで聴けたわけだ。

セカンドからの曲は4曲と意外に少なく、相変わらずファーストから9曲やったこのツアーは、オープニングとエンディングが凝っていた。オープニングのメロディ(後に”Revival Days”に進化する)から“Like A John Needs A Yoko”に流れていくところは鳥肌モノだったし、エンディングにまた“Like A John〜”を持ってくる、というのも洒落ていた。そして随所にニクラスの今回のキメの言葉「ヨォァービューティフォー!」と「ドーモ アリグヮトゥォ」が散りばめられていた。

後日WowWowでリキッドルームでの模様が放送されたのを見て、改めて客の入りの多さとテンションの高さに圧倒された。相当な盛り上がり様だった。当然かもしれないがメンバーも、緊張しまくりの初来日・解散を目前にした3度目に比べれば、一番堂々として楽しそうに見えた。その番組でのインタビューで、ニクラスはこう言っていた。

「最初のツアーの時、ATOMIC SWINGはライブ・バンドじゃなくアルバム・バンドだと思ってたんだ。でもレコードが売れてツアーに出なきゃなんなくなった・・・ まぁ最近は、ライブ・バンドとしてもいい感じになってきてると思うよ」

このツアーの後、彼らが行方不明になってしまう事を、誰が予想できただろうか。


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Atomic Swing - Like A John Needs A Yoko 1995 Japan (Live)



1993 Japan Tour
1995 London Gig
1997 Japan Tour

2006 Sweden "The Fullmoon Tour" - The Great Adventure of "The Broken Mieko"

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