後にメンバーのロンドン留学(ロックンロール・ライフと英語のお勉強...?)が発覚した行方不明状態の最中、実は彼らはロンドンで1度だけガレージという結構メジャーなライブハウスに出ていた。「コブラズ」も引き連れて・・・。22 Pistepirkko(フィンランドのバンド)、The Popping Cheries(たぶん北欧のバンド)と対バンで、ATOMIC
SWINGは2番目だった。
見るからに客のほとんどは北欧人で、思わずステージからニクラスが「なんか北欧の人たちばっかみたいだけど...イギリスの人いるぅーっ!?」と叫んでしまった程だった(ちなみに日本人は10人位いた)。そしてニクラスは、勝手に「スカ〜ンジナヴィアン・ナイト!!」とも吠えていた。そんな名前のイベントなワケでもないのに・・・。
このステージはかなり貴重なものだった。演奏自体は結構ボロボロだった(イントロからトチって「もっかい」なんてやったりしていた)が、形になる以前の“Walking My Devil”と“Gone In The Smoke”、“Stray
Dog”をやったし(もっとR&Bっぽく緩やかな曲調だった)、何よりこの時のベースはペテルだった!後になって彼の脱退を聞き、これが彼の最後の勇姿(?)だった事を知ったのであった・・・。
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